今日はよく間違いやすい点について書いてみます。
1.一見は百聞にしかず?
一見は百聞にしかず、と言われるように、絵が効果的なのは確かですが、多用しすぎると宣伝として失敗します。
これは衛星放送大手のDirecTVからの宣伝メールです。
メールクライアントにより、見事にイメージが全てブロックされています。
受信者によっては、イメージを表示せずに削除する人もいるでしょう。
イメージが表示されないせいで無視されては、せっかくのメールが無駄になってしまいます。
メールの意図が伝わるように、イメージだけでなく、なんらかの文やフレーズをテキスト(HTML)として入れておく方が懸命です。
2.メール開封率を重要視し過ぎること
効果を測るために、メール開封率を考慮に入れるのはいいことですが、さまざまな理由が重なっているので、ただ開封率だけを見ていてはもっと重要な点を見落としてしまいます。誰にメールを送信したか- 常連客だけに出すのと、ニュースレターに登録した人全員に出すのとでは開封率が全然違ってきます。
いつ出したか- 週末にメールを出すと平日に出すよりもっと多くの人がメールを読むかもしれません。 朝出すのと夜出すのでも違いがでてくるでしょう。
迷惑メールとして扱われていないか- あまりにも開封率が低い場合は、迷惑メールとみなされて受信者の受信箱に届いてない場合があります。
上記のような事項も考慮に入れて開封率を分析してみましょう。
3. 不反応なメール受信者を削除してしまうこと
メールマーケティングはお金がかかるので、費用を抑えるためにも反応がある人にだけ送りたくなるのはわかりますが、メールを開かない、読まない、サイトへクリックしないのには理由があるはず。メールの件名が魅力的であるか、デザインはみやすいか、再度見直してみましょう。
そして、削除せずに、受信者リストを作成する際に、「過去3ヶ月に一度でも買ったことがある人」等受信者層を絞ってみましょう。
後、これは基本的な決まりですが、宣伝メールには
- 会社の名前・住所(要は連絡先)
- オプトイン・オプトアウトを選択できるリンク
ConstantContact、VerticalResponse、MailChimpなどのメールマーケティング会社を使えば知らずに合法的なメールを送れるようになっています。
メールでの宣伝は本当に奥が深いです! こればっかりは特効薬が無いので、時間をかけていろいろ試し、研究するしかなさそうです。
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