8/30/2010

商品の魅力

今回は、あなたの商品が販売できるものであるか考えてみましょう。

人気がある商品で、競争が激しくても売り上げがあると予想される商品
価格競争に負けずがんばってください!
宣伝が何よりも売り上げの鍵になるはず。


希少価値がある商品
アメリカであまり出回ってないということは、商売の可能性がグンとひろがります。
でも、以下の点は大丈夫でしょうか?

測定単位ーアメリカはヤード・ポンド法で日本のようにメトリック法ではない
例えば、キッチン用品の計量カップ。 ミリリットルで表示されているものを買う人は皆無でしょう。

壊れやすいものーアメリカの配送はとても雑。 UPS(アメリカのクロネコヤ○ト)も郵便も箱をボンボン投げてトラックへ積み込みます。 発送元からそうだから、途中の集荷場でも扱いは荒いはず!
瀬戸物、ガラス製品を売る場合は、梱包がよほどしっかりしていなければ、お客様からのクレームの嵐になります。
風鈴を売ったとき、かなり厳重に梱包しましたが、10個に一つは割れた覚えがあります。

電化製品ーアメリカと日本の電圧は違います。 電圧の違う場所で使用しても問題が無いことを確認して売りましょう。

国外で販売不可商品ーメーカーによっては、日本国外での販売を禁止している商品があります。  卸売り業者、又はメーカーさんとの関係が壊れる可能性があるなら、売らないほうが懸命でしょう。  隠れて売っても、いつかどこからかばれます。

輸出入で規制が厳しいものー日本からアメリカのお客様へ販売する、又は日本の業者からご自分で仕入れる場合は、税関を問題なく通過できるものか調べましょう。  規制はころころ変わります。 
アメリカから日本へ販売しているケースになりますが、日本へ関税無しで販売できていたものが、つい最近関税をかけられるようになり、販売ルートを急遽変更しないといけないというお店を見かけました。


アメリカで販売量が少ないのはなぜか?
上記のような理由があるからか、ただ単に誰も売っていないのか、よく考えてから販売の決断をしましょう。

8/24/2010

需要の確認 3

さぁ、自分で様々なウェブショップをみて、アメリカでの市場を把握できてきたでしょうか。

ところが、検索をいくらしても、肝心の検索キーワードが的にあっていないと時間の無駄になってしまいます。
そこで役に立つのがGoogle Analytics Keyword Tool

検索したい国、言語から始まり、複数の検索基準を設定した後、検索ボタンを押すと、100のキーワードがずらりと表示されます。

ヘッダーの部分(例、Global Monthly Search)をクリックすると、それに沿った順位で検索結果が並び替えられます。

キーワードの右横にある虫眼鏡のアイコンをクリックすると、Google Insightsという別のサービスに繋がり、更に詳しくキーワードを研究できる仕組みになっています。

Google Keyword ToolもGoogle Insightsも結果をファイルに保存することができるので、参考になるデータがでてきたら、保存することをお忘れなく!

グーグルの回し者ではありませんが、グーグルの機能の豊富さにはいつも驚かされます。
情報が氾濫しすぎて圧倒されるかもしれませんが、全てを理解する必要はありません。
まず、使用数の多いキーワードだけでもわかれば、それが第一歩。

キーワードを知るということは、自分がウェブ検索する上で役に立つだけでなく、後々、自分が宣伝し、ウェブでいかにお客さまを獲得するか考える(SEO-Search Engine Optimization)立場になっとときにもっともっと役に立ちます。
今からこういうサービスに少しずつ慣れておけば、 いざとなったときに焦らず済みます。

では、いろんな検索ワードを入れて楽しんでください!

8/23/2010

需要の確認 2

実際のアメリカのネットショップを調査した後、まだまだできることはあります。

かなりの数のネットショップが、今ではData Feedという機能を利用して、数々の価格比較サイトへ商品をアップロードしています。

Data Feedとは、簡単に言うと、エクセルのようなスプレッドシートソフトに必要な情報を入力しCSVファイルとして、比較サイトでアップロードして自分の商品を宣伝する仕組みです。

いろいろありますが、私はグーグルShoppingをよく利用します。
他には、NexTag.com、BizRate.com、PriceGrabber.com等が大手です。
"price comparison sites"で検索すると、山のように出てくるので、試してみてください。 もっと業界を絞った比較サイトを見つけるなら、"XXX price comparison sites"と、XXXのところに業界の名前(例: 服 "apparel")を足すと出てきます。

このような比較サイトを使うことで、価格競争も垣間見ることができます。

 お試しあれ!

8/22/2010

需要の確認 1

アメリカでネットショップを立ち上げる!と決める前に、自分のビジネスが、競争が激しいが人気で売れる商品、もしくはほとんど販売されていない商品で あることを確かめることは重要です。
このような市場を英語では、niche marketと言います。

個人や小さい会社で、大掛かりな市場調査を行うのは経済的に無理があるので、ウェブを活用してできる限り調べましょう!

これは、検索エンジンや、大手インターネットショップで検索キーワードを入れて調べるに限ります。

まずはアマゾン。 アマゾンは、第3者(3rd party sellers)にも売り場を開放していて、アマゾンだけの在庫からみても、日本のアマゾンサイトよりもありとあらゆるものが売られてると思います。
他に、総合ショッピングサイト大手は、ebay.com、overstock.com、buy.com(楽天が買収)等があります。
このような総合サイトで調べた後に、専門的なネットショップを探して調べましょう。
例えば、靴を売りたいなら靴だけ(zappos.com, 6pm.com, endless.com)を扱っている店を調べると、よりよく商品の流通状況がわかります。

まずは、大手総合インターネットショップで、そして、専門店で更に検索すると、自分のビジネスの可能性がみえてくるのではないでしょうか。

8/21/2010

はじめまして

日本にいながらアメリカへ販売したい、又はアメリカ国内でオンラインストアを始めたいという方はたくさんいるのではないでしょうか。

私は、とあるカリフォルニアの小さい会社でオンラインショップの立ち上げに参加し、いかに経済的に宣伝し、売り上げを伸ばすかということに2年弱力を入れました。
もともと心理学の研究畑にいて、自分で何でも調べて考察・結論へ導くことが好きだったのが功を奏したのでしょう。
苦労は多々ありましたが、 心強い同僚一人というかなりの小さなチームでウェブショップ運営を楽しみました。

お客様から感謝のメールを頂いたときのうれしさは今でも忘れません。

私情で東海岸に引っ越しましたが、今でも、ネットショップやウェブサイトに関するニュース、情報はまめにチェックしています。

これから、ネットショップ開業・運営に関してのあれこれを書いていくのでお楽しみに!