11/01/2010

ウェブデザインの落とし穴

前回から少し日があいてしまいましたが、今回は避けた方がよいウェブデザインについてです。

デザインが優れているに越したことはありませんが、デザインのよさを、フラッシュ(動画)の多用や美しいけれど画質が高すぎる写真の乱用と取り違えているサイトがたまにあります。

フラッシュの使いすぎ
フラッシュがあるとなんだかカッコイイですが、フラッシュの中身は検索エンジンにひっかかりません。 ですので、今は避ける傾向にあります。

「ようこそ」スクリーン
URLをタイプすると、「ようこそ」的なメッセージが流れて、その画面のどこかをクリックしてやっとサイトの中身にたどり着けるというサイトも結構多いですよね。
サイト訪問者は、そのサイトを見たくて行っているのですから、別に歓迎しなくてもいいのです。 そんな画面より、その会社が何をしているか、何を売っているか、企業・団体・個人ブログの内容をすぐに知りたいのです。 わざわざ訪問者のクリック数を増やす手間をかけない方が懸命です。

情報の氾濫
読者・顧客が数秒で知りたい情報を探せるようになっていますか?
カテゴリー等は訪問者の目線でつくられていますか?
リピーターを増やすためにも、シンプルで機能的なデザインが求められています。

高画質のイメージ・写真の乱用
画像のサイズが大きすぎて、ブラウザーがすぐに読み込めない個人ブログやネットショップをよくみかけます。 今の時代、画像が読み込む時間を待てる人は少ないです。 さっと読み込める画像になっているかどうか試してからホームページに載せるようにしましょう。
更に、ファイルサイズが大きいと、無駄にbandwidth(データ転送量)を増やすことにもなります。
スムーズにスクロールできるページ作りを心がけましょう。

サービス・商品の価格を問い合わせないといけない
価格が明示されていないと、電話やメールで問い合わせなくてもいい他の業者を探してみよう
と思ってしまいます。

サービス業では顧客のニーズによって請求額が変わってくるので明示するのは難しいですが、人気のあるサービスの最低価格(例:ウェブデザイン1時間100ドル)や、平均的な代金(例:ネットショップパッケージは約500-1000ドル)を提示しておけば、何もないよりはわかりやすいですよね。

代表者・運営スタッフのプロフィールが不明
これは、以前にも書きましたが、仕事を依頼する・商品を購入するにあたって、信頼できるところから買いたいのが人の心理です。
お客様と円滑な関係を築くためにも、まず最初に運営者の写真を載せたりすることで買う前から親近感がわくようなサイトを目指しましょう。

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