10/05/2010

ポリシーはできてますか?

ウェブショップを運営するにあたって欠かせないのが個人情報保護・配送・返品についてのポリシー。

ウェブサイト会社からのテンプレートをそのまま使っていませんか?

どこにでもあるポリシーをそのまま使っている場合は、この際に見直してみましょう。

起こりうる問題をいろいろ想定して書いておかないと、お客様とトラブルがあったときに、「うちの店の規則はOOOOです」と言えなくなり問題を解決する上で不利になる、又は立場がはっきりしていないせいでお客様から不信を買うことになります。

もし、すでに店舗を経営していて顧問弁護士を雇っている場合は、その人に一度内容をみてもらいましょう。  脅かすわけではありませんが、訴訟社会のアメリカでは、お客さんとの問題がどんな大きな方向へ発展するかわかりません。  法律の言語は特殊なので、弁護士にみてもらっていると安心できます。

前職のウェブショップのプライバシーポリシーには、顧問弁護士が連絡先を載せていて、ポリシーについての質問はそこへ連絡をするようにと書かれてありました。(それに気づくほどじっくり読んだお客様は誰もいないと思いますが・・・)

個人情報ポリシーについては、どのウェブショップもほぼ同じなので、freeprivacypolicy.com のように幾つかの質問に答えると自分のショップに合ったプライバシーポリシーを無料で作成してくれるサイトを活用してもよいでしょう。 これを弁護士に持っていくと完璧!

配送・返品(交換)ポリシーについては、自分のお店に合ったものを作成する必要があります。
書き始める前に、大手と同じ業界を含む最低10のウェブショップのポリシーを読んでみてください。
大体の傾向がつかめます。

配送料金、配達日数、返品・交換の期限等、基本事項は様々なウェブショップを読む上でほとんどみえてきます。

それでは、頻繁に起こらないけれどはっきり書いておいた方がいいシナリオは・・・

*注文した後に買い忘れたものがあるから足してほしい
⇒まだ商品が出荷していなければ可能ですが、このようなリクエストを受付始めると殺到するのは間違いないので、受付ません。

*出荷後に荷物を違う宛先に転送してほしい
⇒interceptといって、可能ですが、配送業者は荷物を途中で止めて違う宛先に向けることは保証できないので禁止。 (しかもinterceptは有料ですよ!)


こんな感じで、起こりそうな状況を考えてみて、規則に盛り込んでおきましょう。

そして、一度決めたら方針を曲げないこと!

かく言う私も、2度ほど常連さんにどうしても申し訳なくて例外を認めたことがあります。

お店の評判を保つために仕方のない場合が出てくるのですが、規則として決めた限りそれに従いましょう。